
ザンビア・ムタバ保健センターへの支援活動について
弊社は2024年8月〜9月にかけて、アフリカ・ザンビア共和国セントラル州カピリ・ムポシ郡ムタバ地区において、保健センターの水環境を改善する支援活動を実施しました。
ムタバ保健センターにはこれまで水道設備が整っておらず、徒歩5分の住宅地の井戸から水を汲みに行く必要があり、水汲みは一人では難しく地域保健ボランティアの協力を必要としていたため、医療業務に支障が出ることもありました。こうした状況の中、約11,600人の住民が暮らすこの地域では、特に医療施設における清潔な水の確保が大きな課題となっていました。
保健センターの敷地内に井戸を新設し、太陽光発電による自動給水が可能なソーラーパネルを設置するとともに、既存の貯水タンクを再活用して安定的な給水体制を整備し、さらに政府が設置していた水道設備と接続することで、施設内で常時水の利用が可能となる環境を構築しました。
医療施設における安全で清潔な水の常時確保に加え、水汲みにかかっていた時間と労力の削減を実現したことで、飲料水の確保や感染症の予防が可能となり、結果として保健センター全体のサービス水準の向上につながりました。
ムタバ保健センター施設長


私の名前はPrisca Nalwambaです。ムタバ保健センターの施設長です。井戸を設置して施設で水道を使えるようにする、という多大なるご支援に感謝しています。水が使えることで私たちの施設が得た利益は沢山あります。
医療従事者と患者は必要な時にいつでも手が洗えるようになり、感染が予防できるようになりました。
快適に各部屋やトイレを掃除できるようになりました。
飲料水としてだけでなく、私たちの患者へケアをする時もこの水を利用しています。
昼も夜も水がこの施設にあるという事で、保健センターの水準も上がりました。
雨季が終わって乾季が来ても、保健センター運営のための収入創出活動として農業が続けられます。
素晴らしいサポートをありがとうございます!







